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構造は、アイロンの「スチーム」という状態によく似ている。 原理としては、火にかけられたアイロンに近い。 200mlほどの水が、加熱によってスチームになり、程よい噴射圧で放出される。 私が購入したもののひとつは(メーカー違いで2台持っている)プラチナ という、 女性にとっては高級ジュエリーをイメージさせる名前がつけられた、 肌細胞の働きを高める「ナノ微粒子」を含むスチームを発生させる、というものである。 そのスチームに、「ただの水の蒸気」とどれだけの違いがあるかは いまひとつ謎に包まれている。 女性なら誰でも気付いていることであるけれど、 高価な化粧水でなくても、たとえば水道水でのパッティングや コットンパックでも、水分は充分肌に潤いを与える。 コスメティックは「夢」や「気分」や「それ以上の付加価値」を加えたものであり、 「保湿」の第一段階とすれば、たとえそれが「ただの水」であっても、 充分価値があるだろう。 もちろん、その水が劣化していたり、肌にダメージを与える、たとえば毒素的なものが 混入していればこの限りではないが、「浄水」であれば、安心に充分かと思う。 つまり、このスチームは、湯気より細かくて気持ちいいというだけで充分の価値がある。 事務所でパソコンに向かうとき、私はこれを傍らに置き、 まず右から、そして左に、と移動させ、 顔まわりにずっと蒸気がある状態にしている。 スチームの熱気は瞬時に冷えてしまうから、 スチームサウナほどの力はないものの、 作業をしながら顔が温かいというのは、不思議な感覚でありつつも気持ちいい。 書類の文字が水滴でにじむ、 この湿度でPC機器は問題ないのだろうか、 という疑問は浮かぶが、 今のところ、大きな問題はないようだ。
by cam-aloha-life
| 2008-06-21 00:10
| ビューティ
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